- 三日目
慣れてきたような、そうでもないような。昨日までに作った部分を直しつつアップすると、なんだか妙な具合に表示されていてそれをまた直すのに随分時間がかかった。
今は夕方5時すこしまえだが、今日の分はもっと早い時間に作っておくつもりだった。
本の話。
いま読んでいる本はいろいろあるが、なかでも長嶋有の「猛スピードで母は」が面白い。
以前読んだ中村航の「リレキショ」や、瀬尾まいこの「卵の緒」に似た読後感、満足感があった。
実は比べてしまえば、その中では瀬尾まいこが一番好きなのだが(文章の天才っぽいところが)、それでも魅力的な人物にかける描写など、長嶋有もとてもいいなと思った。
音楽の話。
今聴いているのはRip Slymeのnew albumで、わるくない。ここのところは自分のウチで聴く音楽といえばビョークだけで、それというのもとにかく色々なものを排除して、情報の入ってくるものをなるべく限定して日常を色付けておこうと思っていたからなのだが、何となくそれはそれで新鮮なうちはいいのだけど、段々と飽きてきたので僕にとって今もっともエロスのある強い欲望の対象としてのソフトを欲しいなと思って手にしたのがRip Slymeだった。本当は山崎まさよしの新しいものも聴きたかったのだけど、それは無かった。
昨夜は友だちと晩くまで酒を飲んで話していたのだが、その中でぼくは「ホームページによくある2、3行の日記が嫌いだ」と言っていたりして、それはつまり「書かなくてもいいこと、べつに書きたいと思っている内容でもないのに義務的に渋々書いていること」が嫌だということなのだけど、こうしていざさあ今日は何を書くかとなると確かにどうも、自分でもどうでもいいと思うようなことをつい書こうとしてしまう。
でもやはりそれが明らかに間違いであることに変わりはないし、気持ちはわかるが許せないというスタンスも変わらない。