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メガネ、ジム、手紙

休日。以前の仕事では祝日も土日も関係なかった。毎日ずっと本を作っていた。いや、というよりも関係者にひたすらメールを送り、掲載するコンテンツに関わる調べ物(図書館で本を借りたり、ネットで検索したり)をずっとやっていた。目が覚めたら始業で、疲れたら終業だった。会社員になって、土日や祝祭日の意味がまったく変わった。それはOFFで、それ以外はON。OFFが待ち遠しくなり、ONにもOFFにはない楽しみを感じるようになった。こんな人生もあるなんて。

メガネ

昼過ぎに、メガネを物色しにZoffへ。今かけているメガネもZoffで買った。しかし今かけているものはPC業務を想定して度を少し弱めにしているので、自動車教習で使うとちょっと心もとない。1段階(場内教習)はまだなんとかなったが、路上に出たらつらくなりそう。ということで、少し度を上げた新しいメガネを買おうと思ったのだった。

折しも、ブラックフライデーセールの期間ということで、いろいろ安くなっているのだけど、最寄りのZoffはまだセール期間に入っていなかったのでフレームだけいろいろ試着してみた。これかなというものがあったので、メモして帰った。帰ってからオンラインで調べ直すと、色違いがいくつかあるようだった。店舗では気づかなかった。その最寄りの店舗にも色違いの在庫がありそうだったので、また時間を作って見に行くかもしれない。めんどくさいが、結局それが一番いいように思える。

ジム

メガネ屋から帰宅後、先週の金曜以来のジム。今日を逃すと次がいつになるかわからない、と思った。しかし雨。それも冷たい。普通ならやめておくところだけど、このまま家でタスクを片付けていたら、なんだかすごく精神的に鬱屈しそうだと思った。タスクは大量にあるし、むしろそれをこそやるべきだが、なんというか、「汗をかかずにあと何日過ごすつもりなのか」と思ったらその方がつらいと思ったのだった。以前にはまったく考えたこともなかったが、運動をして汗をかくと、何かがすごく変わる。それをしないとするのとでは、だいぶ体や心の動きが変わるという感じがある。いや、汗をかかなくても実際には何も困らないのだけど、ジムで筋トレをして家に帰ると、「今日、行っておいてほんとに良かったわ」と毎回思うのだ。で、今日行かなかったら次のそれがいつになるかわからなかったから、ある種の充電をするような感じで、行ってきた。

18時頃から20時半ぐらいまで、約2時間半で、以下のメニュー。

  • ストレッチ
  • バーベルスクワット
  • ベンチプレス
  • 懸垂(アシスト付き)

種目はたったの3つだけ。3つで2時間強というのは、1種目あたりかなりみっちりやっている感じで、自分の場合元々そういうネチネチやる傾向はあるが、今日はとくにそれが極端だった気がする。

スクワットもベンチも自分の記録は更新したが、それよりも更新を狙うわけでもなく当然のようにそうなったのがよかった。

懸垂は超久しぶりにやったが、大体3回ぐらいまで元気で、あとはやってるのかぶら下がってるだけなのかわからないような感じ。かなりひ弱さを感じる。しかしそれでも満足感。
普通にぶら下がってやるやつではなく、台に膝を乗せてやるアシスト機能がついたマシンでやる。そういうマシンがジムに入ってる。多分これと同じ。

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とくに関節等を痛めた感じもないし(明日以降どうなるかはわからないが)、過去のトレーニングの中で少なくともベスト10に入るぐらい充実した。今日も「行っておいてほんとに良かったわ」と思った。

ニーネ

先日のニーネのイベントについて、ちょっと前にTwitterで屋良さんに感想を伝えていたのだけど、そこに大塚さんもお返事をくださっていたので、このブログに書いた感想をお二人に伝えた。

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普段の日記の一部だったし、感情を少なからず乗せた文章だったのでどうするかちょっと迷ったが、しかしご本人たちに伝えられる機会もあまりないだろうと思い、ちょっと手直ししてからURLを知らせた。この手直しをしながら、この感想は「日記」から「手紙」になるのだと思った。それに前後して(どちらが先だったかわからないが)、手紙に関わるくだりを感想に追加した。あらゆる作品は誰かへの手紙であって、仮に誰もそれを目にしない、耳にしないのだとしても、手紙の役割を持つのであればその時点でその作品は完結しうる。手紙である時点で、それは作者の中の読者に読まれるからだ。受け手のいない作品は作品としての強度を持つことができない。この「強度」とはなんなのか、あくまで比喩だが、そこで「強度」と言っている何かが重要だ。