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Crazy Love

金曜は給湯器の工事の準備もあり休みを取っていたので、3連休後の仕事。とりあえず抜けていた分を把握してから復帰。やることは多めだったがキリよく終えられた。

少し前までは休み中は一切仕事のことは考えず、ON/OFFの違いをなるべくはっきりさせていたけど、それをやると復帰したとき(ONにしたとき)の負担が大きくなるようで、最近はOFFの間もちらちら仕事の準備をしておくようにしている。これをやるとだいぶ復帰直後のバランス感覚がよくなるというか、負担が軽減される。

ON/OFFの分かれ目をはっきりさせていたのは、以前の編集業が「ずっとON」だったからで、会社員になると意識的にそれを分けられるのでできるかぎりそれを徹底させてみた、ということだった。それはそれで面白かったが、やはりONの大きさが必要以上に際立ってしまう感じもあり、今はその両極端の間で良い塩梅を探しているという気がする。

日記

日記を書いていると睡眠時間が削られるので、しばらく休んでいたというか、睡眠を最優先にしてそうなっていたが、それでも日常世界ではそれなりのコトが起きるので、過去にさかのぼりつつ少しずつまた埋めながら再開している。

睡眠時間が削られるのは大体ものをゆっくり書けるのが就寝前の時間だからで、それをやめるとその分ダイレクトに休めるので、体を休めるには「日記を書く前提にしておいて、書かない」という手法が有効なような気もする。

ある程度連日書いていると、突然「今日は何も書くことがないな」と思える日が来たりする。本当に、何ひとつ書くことがない、という時が来る。それが何日か続いて、やがて日記自体止まるわけだが、そうなると今度はいざ書くことができたときに書く習慣が消えているので、記録の意図であっても書き出すまでの負担が増えてしまう。

ということで、1〜2行でもとりあえずやっておくに越したことはないのではないか、と思っているところ。

音楽

ヴァン・モリソン「Crazy Love」は名曲だ。ヴァン・モリソンの曲はどれも普通のカントリーのようなフォークのような、なんの変哲も驚きもないような曲ばかりなのだけど、時々「おおっ」と思うような現代性というか、「新しい」感じ、新鮮で見たこともないような目覚ましい雰囲気を醸すことがあり、この曲はまさに自分にとってそれ。

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最近だとマイケル・ブーブレのカバーが良い感じ。

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そんな感じでカバーを検索して聴いていたら、アーロン・ネヴィルのバージョンもあった。

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そして何より驚いたのが、ボブ・ディランヴァン・モリソンが歌っているこれ。

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ちょっとすごすぎて、何が起こっているのかわからない(笑)。80年代後半にそういうDVDが出ていたらしい。ちょっと探してみたが、いま日本で買えるようなものではないようだった。

ヴァン・モリソンを初めて聴いたのは、TVブロス忌野清志郎の連載(「瀕死の双六問屋」だっけ)を読んでいたら「Days like this」を紹介していて、その文章とCDジャケがカッコよかったから。タワレコかどこかで探して買って(当時はそういう探し方・買い方ばかりだった。インターネット環境もないので検索もできず、ただミュージシャンの名前と作品のタイトルだけ覚えて店に行く。よく買えたものだ)、聴いてみたら随分地味な曲で拍子抜けしたが、せっかく買ったのでしばらく繰り返し聴いていた。聴いているうちに「悪くないじゃん」という感じになり、今でもその曲とアルバムを聴くとけっこう落ち着く。

Days Like This

Days Like This

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