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COVID-19対策とそれを阻む面倒くささ

COVID-19対策、現在の態度としては、とにかくなるべく感染しない期間を長くするということ。昨日は大丈夫だった、今日も大丈夫だった、明日も・・と1日ずつ感染しない日を増やしていくだけ。で、家族にもそれを求める。

最終的には風邪と同様に、「一生罹患しないなんて無理」という感じでどっかでかかるとは思ってる。でもそれをなるべく後回しにできるように、ということ。

いま病院に行っても、ろくなサービスを受けられないはず。とにかくそれを避けたい。マスクもないし。マスクがなくても家を出なければ使わずに済む。家を出なくても済むようにあれこれ調整する。幸いそれをやりやすい環境ではあるし。
ちなみに、家にいる間も定期的に手を洗ってる。たまたま触らずに済んでいたウイルスをどの時点で触ってしまうかわからないから。家の中にはつねに外から持ち込んだものがあるから。

自分にできる貢献はとりあえずそのぐらいかなと。なるべく家を出ない、そしてなるべく後に罹患する。

ところで、よく手洗いに関する案内で、数十秒なり数分なりの時間を指定しているものがあるけど、あれがよくわからない。自分の場合、ゆうにその程度の時間は洗ってる。たとえば15秒とか30秒ではとても終わらない。何分も洗ってる。
それで思うのは、世の中には手を洗うのが面倒とか、その時間が無駄に感じられて仕方ないとか、早く終わってほしい、とか思う人が少なくないのだろうということ。気持ちはわからなくもない。風呂が嫌いな人、歯を磨くのが嫌な人、皿洗いをしたくない人、いろいろいる(どれも実際に見聞きしたことがある)。きっと、そのバリエーションなのだろう。ちなみにぼくは爪を切るのがすごく嫌で、それは切るのが下手とか深爪が怖いとかではなくて、切ってる時間がもったいない、もどかしい、その時間が無駄だと思ってしまうから。なんとなく、それと同じなのかなと思う。

逆に手を洗ったり歯を磨いたりするのはむしろ好きというか、心地よいリラックスタイムなのだが、爪切りはそうではない、というのが自分でも不思議なところではある。手洗いが嫌いな人(一刻も早く終わらせて次のことをやりたいと思う人?)との共通性があるのでは、と思うが、その共通した部分のさらに根源・理由に何があるのか、というのが今ひとつわからない。