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連載:「編集者が選ぶ本フェア@ジュンク堂書店池袋店」紹介(4)

感想を書くまでがイベントです、と言ったのは誰だったか。
おかげさまで、編集者フェア開催記念トークイベント、盛会のうちに無事終了しました。ありがとうございました!

#これまでの同連載シリーズへの各リンクは最下方に記します。

では、ひとつ目の話題。おぼろげには予測していたのですが、ジュンク堂のウェブは終了後のイベント告知ページについては容赦なく削除するようで、今までブログ記事等に載せてきました以下のURLにはもう何もありません・・
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=1908

はい、ふたつ目の話題。前回の「関連ブログ記事紹介」には含めていませんでしたが、リトルマガジン『なんとなく、クリティック』の編集・発行人の森田さんのブログでもフェア&イベントについてご紹介を頂いていました。
ありがとうございます!!
http://nancri.phpapps.jp/archives/405

みっつ目の話題。当のイベントは昨日木曜でしたが、私は本日金曜も、つまり連日でジュンク堂池袋に行きまして、フェアの様子をわーっと写真に撮ってFacebookのアルバムにUPしましたので、よろしければぜひご高覧くださいませ。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10151552759002116.1073741827.711852115&type=1&l=158d003692
#公開用リンクつくったのでFacebookやってなくても見れるはず。
#写真をクリック&拡大するとコメントが見れたりします。

フェアは9/10ぐらいまでやっているそうですから、ぜひぜひ足をお運びください。
この機会が終わったらこんな内容の本がこんなにも一堂に会することはまずナイと思うので行かないと非効率ですし、何しろそれぞれの本につき数冊ずつ在庫も確保しているわけで(基本的には)、GETできる確率だって今なら相当高いですから。

イベントの話に戻ると、んー、いろいろ言及すべきことありすぎて、なかなか上手く言えませんが、とにかくお客さんですね。本当に「イイ」お客さんが「多く」来てくださったので、それに尽きるかなあ。
まあ、やっぱりライブなんだなと。そしてライブって、お客さんが左右するところがかなりあるんだな、と思いました。
もっと言うと、同じイベントの最中ですら、前半と後半とでお客さん自体の様子が変わっていくし、またそれとどっちが先かはわからないけど(ニワトリorタマゴ的な意味で)僕ら登壇者もお客さんとの相互作用でどんどん変わっていくなあ、と。
そして今回はそれがイイ方に転がってありがたかったな〜、と思ったものでした(後から)。

内容的には、もちろんというか言い残したこともたくさんあるけど、逆に「これについては今回はきっと時間も条件も足りなくて言えないだろうなあ」と思っていたトピックが案外言えたりして(赤入れの基準どうしてるの?とか、編集の仕方どうやって学んできたの?とか)、想像していたほどには言い足りなくなかったな、とも思ってます。
いずれにせよ、今回っていうのはまあ、入り口的な、導入的な感じのものとして、今後のための最初の一歩みたいにして次以降につなげていきたいなーとも思いました。

最後のほうで、「今後の展望」的なことを言うかどうかっていうタイミングが到来したんだけど、僕はその他にフェアのために選んだ本についても言及したかったから、限られた時間でどっちに触れるかと思って結局後者のフェア本の言及に時間をつかったんだけど、やっぱり「展望」の方も頑張って言うべきだったかなーとも思って、それはあれですね、コンピュータ・プログラミングの勉強に今ちょっと力を入れてるので、そしてその流れで9月のそれ系の大きなイベントで「YAPC::Asia」という所に連日参加する予定なので、その辺はゆっといても良かったかな〜と。でもまあ、それについてはまた別記事を書きたいと思っています。

今回のトークのより具体的な内容などについても、またあらためてちょっとまとめたいなと思ってます。いちおう録音もしておいたし。まあ仕事もあるのでどの程度対応できるかはわからないけど・・
あと、Ustreamをやるよって松ちゃんに言われて、実際にカメラでずっと撮っていたんだけど、放映された記録がまったく見つからないので(笑)これってもしかして「とりあえず撮っておいて編集したものをあらためて録画放映する」ってことなのかなあ? その辺も松ちゃんには確認しておきたいと思います。

ところで、本件についてはすでにアルテス鈴木さんもご自身の会社ブログにUPされていて、さすが早いな! とここでも尊敬。
http://www.artespublishing.com/blog/2013/08/16-1303

鈴木さんがイベントで推薦されていた本の数々、僕にとってもものすごい役立ちそう(というか魅力的)だったので、ぜひGETします。
大久保さんも何か感想UPされましたらリンク貼りますので。(とプレッシャー・笑)

最後に、イベント後に購入したフェア書籍をいくつか載せておきます。

なんとなく、クリティック〈1〉

なんとなく、クリティック〈1〉

↑選書メンバーでもあります森田さんの「なんクリ」買いました。

ソクラテス以前以後 (岩波文庫)

ソクラテス以前以後 (岩波文庫)

↑須川さんの選書より。須川さんは選書それぞれに対する個別のコメント以外に、ご自身の選書全体に関するコメント(序文というか巻頭言というか)も書かれていて、それを読むためだけにジュンク池袋に行ってもいいぐらいです。まじで。

拡張するファッション アート、ガーリー、D.I.Y.、ZINE…… (P-Vine Books)

拡張するファッション アート、ガーリー、D.I.Y.、ZINE…… (P-Vine Books)

↑トークの中で少し触れた僕のある種の原点本(詳しくはそのうち書きますが)にも登場されている林央子さんの本。が選書されていたので思いっきし買いました。DU BOOKS稲葉さんの選書だったかな?(→調べたら選書ではなく稲葉さんのご担当書籍でした)

here and there vol.3 〈2003 SPRING〉

here and there vol.3 〈2003 SPRING〉

↑同じく林さんのこちら、入荷されていた3種まとめ買い。これで出費かなり行きましたね・・財布軽くなった。(これがそれこそ稲葉さんの選書でした)

あとは須川さん&映画美学校有志による『KLUSTER!』も買いました。Amazonにはなかったけどタコシェに書影入りのカッコいいページがあったのでリンク貼っておきます。
http://taco.shop-pro.jp/?pid=60371618

いやあ、濃い数日でした。関係各位、ありがとうございました。
#この連載自体はもう少し続きます。
#少なくともたぶんフェアが終わるまでは何かしら。


同シリーズ過去記事:
連載(1) http://d.hatena.ne.jp/note103/20130725/1374721929
連載(2) http://d.hatena.ne.jp/note103/20130804/1375584862
連載(3) http://d.hatena.ne.jp/note103/20130808/1375946403