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作業の合間にお知らせです。お知らせコーナーです。
ああ、壊れてますね。大丈夫でしょうか。
今日、ちょっと外出した流れで新宿ジュンク堂さんの仏革フェアを見てきました。そう、明日の15日でひとまず一旦、4月の中旬からおこなわれて参りましたこちらのコーナー、終了、ということに相成ります。
まあ、入れかわるようにしてですね、大友良英さんのmusicsフェアがスタートするようですので、まあ世代交代的な、甥っ子が生き残ればまあいいか的な、その、伯父・甥の間にとくに意味はないですけども、そういった部分もありますね
現在の仏革フェアは6月からスタートした縮小版で、縮小版、縮小版てこれまでに僕も何度も書いていたかもしれないですけど、今日見たら、間違いでした。圧縮濃厚版でした(笑)。すごい、なんか、棚に手を触れたら熱い濃いタールみたいのがアシタカの腕みたいに、あるいは毒手拳みたいにテラテラと黒ずんでいくのではないか、というぐらい濃いありえない嬉しい棚でした。こんな現象、自宅にだってあって欲しい欲しくない。
あ、やべぇ。書店担当氏に御礼を申し述べていたら古井由吉さんの『ロベルト・ムージル』(岩波書店)買うの忘れたよ! というかまだあったのかな?
仏革フェアの、メイン版(縮小版の前に棚に並んでいた本)のリストを、せっかくなので、以下に一挙掲載します。
明日の棚に、そのうちのどれだけが残っているのか、僕には知る由もございません。また、以下のリスト、プリントアウト&A4の3枚の紙にまとめられたかたちで現場(つか)に置いてもございます。それから出版社にすらもう一部もない、驚愕のレア仏革本フライヤーも、たぶん置いてございます。つことでほとんどエンド・ロールなそれを

『まだ、ここでフランス革命』フェア 選書リスト(2008.7.14更新)


期間:2008年6月1日〜7月15日 
場所:ジュンク堂書店新宿店7F芸術書コーナー 
リスト作成:門松宏明、ジュンク堂書店新宿店

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〇:フェア出品書籍 
▲:入荷後、売り切れてしまった書籍 
●:リストアップしたものの、絶版等のため入れられなかった書籍
注:以下のリストは現在行われているフェア『まだ、ここでフランス革命』の元になったフェア『今、ここでフランス革命』の全リストですので、どの本が現在も置かれているかは不明です。ものを確実にゲトしたい方は、事前にお問合せのほど。

第1回
〇『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』高階秀爾 講談社学術文庫
〇『映画史を学ぶクリティカル・ワーズ』村山匡一郎 フィルムアート社
〇『写真空間1 特集:「写真家」とは誰か』青弓社編集部 青弓社
〇『パビリオン山椒魚冨永昌敬 河出書房新社
〇『ブルー・ノートと調性 インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論』濱瀬元彦 全音楽譜出版社

第2回
〇『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書ばるぼら 翔泳社
〇『ウェブアニメーション大百科 GIFアニメからFlashまで』ばるぼら 翔泳社
〇『世界のサブカルチャーばるぼら他 翔泳社
〇『革命前夜の地下出版』ロバート・ダーントン 関根素子、二宮宏之訳 岩波モダンクラシックス
〇『世界文学を読みほどく』池澤夏樹 新潮選書
〇『科学の剣 哲学の魔法』池田清彦西條剛央 北大路書房
〇『愛してる』鷺沢萠 角川文庫
〇『ハング・ルース』鷺沢萠 河出文庫
〇『光ってみえるもの、あれは』川上弘美 中公文庫
〇『僕は勉強ができない』山田詠美 新潮社
〇『フリーペーパーの衝撃』稲垣太郎 集英社新書
〇『ノーディスクミュージックガイド』ライブドアパブリッシング
▲『ユリイカ 特集:稲垣足穂青土社

[第3回]
〇『三月の五日間』岡田利規 白水社
〇『わたしたちに許された特別な時間の終わり』岡田利規 新潮社
〇『ベルトルト・ブレヒトの仕事 1 ブレヒトの政治・社会論』ベルトルト・ブレヒト 
石黒 英男他訳 河出書房新社
〇『横山裕一カラー画集』横山裕一 ブルーマーク
〇『スタジオボイス2006年5月6日号/特集:プログレッシヴ・ディスコ』INFASパブリケーションズ
〇『パフォーミングアーツにみる日本人の文化力』水曜社
〇『現代詩手帖 2005年3月号 特集 身体のポエジー コンテンポラリーダンスの現在』思潮社
●『ユリイカ 2005年7月号 特集・この小劇場を見よ!』青土社
●『ペンギニストは眠らない』糸井重里 角川文庫

[第4回]
〇『ヤマタケ・デラックス』岸野雄一他 ブルース・インターアクションズ
〇『ポストモダンの条件』ジャン=フランソワ・リオタール 小林康夫訳 水声社
〇『意味がなければスイングはない村上春樹 文藝春秋
〇『定本 映画術 ヒッチコックトリュフォーフランソワ・トリュフォー 山田宏一蓮實重彦訳 晶文社
〇『ショートカット』柴崎友香 河出文庫
〇『KAWADE夢ムック 文藝別冊 総特集 大瀧詠一大瀧詠一のナイアガラ30年史』河出書房新社
●『ヒッチコックによるラカン 映画的欲望の経済』スラヴォイ・ジジェク監修 露崎俊和他訳 トレヴィル

[第5回]
〇『「超」整理法』野口悠紀雄 中公新書
〇『フランス暴動 移民法とラップ・フランセ』陣野俊史 河出書房新社
〇『自分を知るための哲学入門』竹田青嗣 ちくま学芸文庫
〇『構造構成主義とは何か』西條剛央 北大路書房
▲『僕たちは編集しながら生きている』後藤繁雄 中央公論新社
●『NEW TEXT』後藤繁雄 リトルモア

[第6回]
〇『音を投げる 作曲思想の射程』近藤譲 春秋社
〇『Espresso No.8,9,11』大谷能生ほか
〇『インプロヴィゼーション 即興演奏の彼方へ』デレク・ベイリー 竹田賢一、斉藤栄一、木幡和枝訳 工作舎
〇『浅草十二階 塔の眺めと"近代"のまなざし』細馬宏通 青土社
〇『絵はがきの時代』細馬宏通 青土社
〇『ユリイカ 2007年7月臨時増刊号 特集・大友良英青土社
●『人はなぜコンピューターを人間として扱うか』バイロン・リーブス 細馬宏通訳 翔泳社

[第7回]
〇『パパ・ユーア クレイジー』ウィリアム・サローヤン 伊丹十三訳 新潮文庫
〇『アフターダーク村上春樹 講談社文庫
●『文藝別冊 J文学をより楽しむためのブックチャート BEST 200』河出書房新社

[第8回]
〇『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』西島大介 INFASパブリケーションズ
〇『凹村戦争西島大介 早川書房
〇『アトモスフィア1』西島大介 早川書房
〇『アトモスフィア2』西島大介 早川書房
〇『コンテンツの思想』東浩紀 青土社
〇『ユリイカ 2002年7月号 特集 高野文子青土社
〇『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 第3巻(『ひとりぼっちの宇宙戦争』収録)』小学館
〇『極太! 思想家列伝』石川忠司 ちくま文庫
〇『衆生の倫理』石川忠司 ちくま新書 
〇『ディエンビエンフー西島大介 角川書店
〇『S-Fマガジン 2006年05月号』早川書房
〇『楳図PERFECTION!『蟲たちの家』』楳図かずお 小学館
〇『Strawberry shortcakes』魚喃キリコ 祥伝社
〇『Xのアーチ』スティーヴ・エリクソン 集英社
〇『批評の精神分析 東浩紀コレクションD』 東浩紀 講談社BOX
〇『イルカ』よしもとばなな 文藝春秋
〇『トランスパランス』後藤繁雄 リトルモア
●『童夢大友克洋 双葉社
●『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 第5巻(『ふたりぼっち』収録)』小学館

[第9回]
〇『このようなやり方で300年の人生を生きていく あたいのルンルン沖縄一人旅』小川てつオ キョートット出版
●『途方にくれて人生論』保坂和志 草思社

[第10回]
〇『ユリイカ 詩と批評 2006年2月号 特集 ニート』 青土社
〇『フリーターにとって「自由」とは何か』杉田俊介 人文書院
〇『変身』フランツ・カフカ 高橋義孝訳 新潮文庫
〇『VOL 2』以文社
〇『無銭優雅』山田詠美 幻冬舎
〇『ユリイカ 2007年11月臨時増刊 荒木飛呂彦青土社
〇『哲学の味わい方』竹田青嗣 西研 現代書館
〇『アメリカ』フランツ・カフカ 中井正文訳 角川文庫
〇『フリーターズフリー』発行:有限責任事業組合フリーターズフリー 発売:人文書院
〇『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』平井玄 太田出版
〇『TUGUMI』よしもとばなな 中公文庫
〇『チャーリー・パーカーの芸術』平岡正明 毎日新聞社

[第11回]
〇『雪沼とその周辺』堀江敏幸 新潮社
〇『木犀の日』 古井由吉 講談社学術文庫
〇『雑音考 思想としての転居』樋口覚 人文書院
〇『肝心の子供』磯崎憲一郎 河出書房新社
〇『夏の葬列』山川方夫 集英社文庫
〇『ロベルト・ムージル古井由吉 岩波書店
〇『回送電車』堀江敏幸 中央公論新社
〇『河岸忘日抄』堀江敏幸 新潮文庫
●『星座はめぐる』永倉万治 新潮文庫
●『アニバーサリーソング』永倉万治 新潮文庫
●『難解な絵本』いとうせいこう 角川書店
●『からっぽ男の休日』いとうせいこう 講談社
●『全文掲載』いとうせいこう 新潮社
●『ノーライフキングいとうせいこう 新潮文庫
●『山躁賦』古井由吉 講談社文芸文庫 (解説:堀江敏幸

[第12回]
〇『絶対安全文芸批評』佐々木敦 INFASパブリケーションズ
〇『文化系トークラジオLife』佐々木敦他 本の雑誌社
〇『<ことば>の仕事』仲俣暁生 原書房
〇『テクノイズ・マテリアリズム』佐々木敦 青土社
〇『FADER』(3号〜11号) HEADZ
〇『映画的最前線』佐々木敦 水声社
〇『ex‐music』佐々木敦 河出書房新社
〇『エクス・ポ』(1号〜3号) HEADZ
〇『ライナーノーツ』佐々木敦 青土社
〇『INTERCOMMUNICATION 2008年4月号 特集:音楽/メディア』NTT出版
▲『路字』(フリーペーパー/仲俣暁生・主宰)
●『ゴダール・レッスン あるいは最後から2番目の映画』佐々木敦 フィルムアート社

[その他]
〇『RH レビューハウス』
〇『スペインの宇宙食菊地成孔 小学館
〇『貧しい音楽』大谷能生 月曜社
〇『新潮 5月号』(大谷能生『鏡の国のデューク・エリントン楽団』掲載)
〇『Tokyo Next Texture』 イーストワークスエンタテインメント
〇『文藝別冊 マイルス・デイヴィス河出書房新社
〇『M/D』菊地成孔大谷能生 エスクアイア・マガジン・ジャパン
〇『服は何故音楽を必要とするのか 「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について』菊地成孔 INFASパブリケーションズ
〇『サン=ジェルマン=デ=プレ入門』ボリス・ヴィアン 文遊社
〇『ユリイカ 菊地成孔青土社
〇『構造構成主義研究 2 信念対立の克服をどう考えるか』西條剛央 北大路書房
〇『構造構成主義とは何か 次世代人間科学の原理』西條剛央 北大路書房
〇『金魚のうろこ』田辺聖子 集英社文庫
●『ユリイカ ポストノイズ』青土社
●『ユリイカ ボリス・ヴィアン青土社
●『ユリイカ ジョン・ゾーン青土社




picked on today, 2008.07.14