103

じゃあ、コーラ飲みます。今日はもう、すんごく嬉しい仏革本へのご感想を見つけたなあ。あとでリンクするかも。仏革といえばジュンク堂新宿店さんでのフェア・ロスタイム(継続版)がまだひき続き7階で行われますのでお時間よろしい方はぜひ。
たぶん今は、これと入れかわるように佐々木敦さん関連のフェアが行われてるんじゃないかと思います。あと、仏革書評@産經新聞を書いてくださった人文書担当・阪根さんによる、『思想地図』関連の企画フェア「『思想地図』とその周辺 〜70年以降生まれの思想家・アーティスト特集〜」も、同フロアで行われていてかなり面白いです。これは解説ブログ記事があるのでリンクしちゃいましょう。棚構成のメモ書きとか面白いです。
http://d.hatena.ne.jp/masayukisakane/20080530/p1
写真での様子はこちらの記事で見れますよ。つか記事がイイ!ですこれは。
http://d.hatena.ne.jp/masayukisakane/20080606/p1
そうそう、この『思想地図』棚にも仏革本や『貧しい音楽』や小川てつオさんの著書などが含まれているんですよね。小川さんの本は仏革フェアでもご好評で、この前撮影に行ったときには1部しかその棚に残ってなかったので補充してもらったりしていました。その『思想地図』の棚から。
あと、阪根さんの言によれば、同『思想地図』関連のフェアとしては、紀伊国屋書店さんでもかなりガッツリとした密度の濃いフェアが、ちょっと色合いの違う感じで展開されているそうです。きちんと聞かなかったんですけど、店の位置関係からして新宿通りの本店の方かな? ご興味おありの方はあわせてどうぞ。
そういえば仏革ブログで連載掲載していたフェアリストのコメントもこっちで書きたいと思ってたんだよな。まあそれはそんなに急ぐ必要もないのだが。
いまパソコン壊れたらおわりだなー。(上島メソッドじゃないよ!)

以前テレビを見ていたら、アーサー・ビナードさんがオスカー・ワイルドの言葉を引いて、戦争をダメだとか悪いとか、巨悪のように設定して否定してるだけじゃその魔力から逃げられないと言っていて、それは下品なんだよ、徹底的に下品なの。とわかることが大事なんです、みたいなことを言っていて、そのとき僕の記憶では、たしかアーサーさんがその流れでどこか外国の詩人の詩、たぶんノーベル文学賞をもらったハロルド・ピンターさんの作品だったと思うけどそれを訳して読んでいて、とにかくその詩がすごかった。内容というか、アーサーさんの訳した日本語がまず凄くて、それから、その読み方がすごかった。衝撃だった。まだ憶えてるんだから、ほんとに下品なやつが目の前に立ち表れてくる。もっとも驚くのは、その詩に登場してくる当の人間が、自分がそんなことになっているとはまったく気づいていない様子であることだ。