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アメリカまだまだ

アメリカの大統領選、なかなか目が離せない。僕が今Twitterでフォローしているのは、実数はともかくアクティブな数で言うと英語アカウントと日本語アカウントが半々ぐらいで、時間帯によって英語の方が圧倒的になったり、その逆になったりする。

英語アカウントが活発な時間帯に入ると、話題もだいたい似たようなものになる。最近だとやはり大統領選のものが多く、その他では先日のスーパーボウル(のハーフタイムショー)とか、今日はグラミー賞の話題が多かった。

それから昨日大きめのニュースになったのが米連邦最高裁の判事の一人が亡くなったというニュースで、保守派を代表する彼は同性婚にも銃規制にも反対だったが、もし彼の代わりに米民主党的価値観をもつ判事が入れば最高裁における多数決の人数比が逆転するといって、その辺がニュースになっている。

しかし人が亡くなってすぐにその後継者選びの方が争点になってしまうという状況、かなりいろいろ歪んでいる。そういう動きをする人々が悪い、ということではなく、なんだかシステムが不完全なのでは、という感じだ。

アメリカ・・日本に比べれば、先進的で合理的なところが多い国だと感じるけど、それでもまだまだ未開というか、野蛮なところはあるよなあ、と感じる。

そもそも同性婚にも銃規制にも反対の党が「保守」で、その反対が「リベラル」ってどんな価値観なんだろう?
同性婚や銃規制を進めるというのは、「普通」のことでは?と思うのだが。
むしろ、それらをさせない、許さない、という論理があまりにも理解しがたい。

一方、日本はといえばそういった話題がほとんどまともな俎上にも乗っていないように思われ、アメリカがあと50年ぐらいでその辺の問題をクリアできるとすれば(仮)、日本は100年ぐらいかかるかなあ〜・・という気もしなくもない。