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九十九里に行ってきた

1年以上にわたる長大プロジェクトが終わったので、2泊3日で九十九里へ。県内に住んでいるので大きな旅行ではないですが、まあ気分転換というか。

移動時間&費用をあまりかけたくなかったので、いろいろ探してJR千葉駅のバスターミナルから出ている高速バスに乗って1時間弱で到着する九十九里浜沿いの国民宿舎へ。

ホテルから出てすぐの海。

巨大な風呂と海さえあれば充分、という気になった。(大浴場最高)
費用を諸々切り詰めたわりに、料理もおいしくて、また地元の方々なのかなと思われる老若男女のスタッフが縦横に立ち働いていて、それも好感触。

料理といえば、夕食の一部と朝食がバイキング形式だったのだけど、バイキングってつくづく取りすぎる。
そしてこれは仕事のスケジュールの見積もりを見誤ることにすごく似ていると思った(笑)。『なぜバイキングで料理を取りすぎるのか』という新書が出てもおかしくないぐらいにこれは普遍的な問題で、この要因と対策が明快に示されれば多くの人がいろんな場面でより良く生きられそうだなあ、とあてどもなく思ったり。(あてどもなさすぎる)

2泊なので久しぶりにPCを持たずに、デジタル端末はiPhoneだけで移動したけど案外何とかなった。でもあと1日居たら、何かしら「PCがあったほうがラク」みたいな案件はあったかもしれない。このように多少まとまった文章を書きたい、と思ったらやっぱりキーボードは使えたほうが良いし。

それから、PCを持たない分途中まで読みかけの本と読み始めの本を計2冊持っていったけど、なんと読みかけの方は読み終わってしまった。これは自分にしてはすごく珍しい。普段から本の購入はすごくするけど、最後まで読むという経験自体なかなか無いので。
このところ本の読み方や対し方をちょっと変えたのだけど、その影響はあるかもしれない。ただいずれにしても、集中して読書以外のことはしない、みたいな時間を作れたことはその大きな理由だろうし、それはなかなか楽しかったし、今後も折に触れ意識的にそのような時間を作りたい。というか作るべきだ。

やや天邪鬼的なことを書くと、この程度の外出はまったく(いわゆる)「リフレッシュ」にはならない。ちょっと長めに寝た、という程度のこと。1年以上のプロジェクト(初期の準備を含めたらそんなものではない)を通して体にたまった疲れがそんな簡単に取れるわけがない。でもちょっと長めに眠れたら、その分ちょっと長めの夢を見られるかもしれない。そのぐらいには楽しんだ。