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schola13の特別動画が公開されました。的な話

たとえば海に潜って、水深15メートルのところにある沈没船から宝を探してこい、と言われたとして、ボンベをつけて13メートルまで行ったところで海上から「ちょっと用あるから帰ってこい」と言われて引き上げられたら、同じ所に行くまでに往復26メートル上下に泳いで、それでやっと「元に戻れる」わけですが、ある種の作業はそれに近い。

ぼくのやっている作業が、水深15メートルまで潜って沈没船探索することに比べて、より大変なのかラクであるのかは分からないにせよ、途中で引き上げないでください、と思う点では似たような部分もある。
ここ数日はまさにその潜行の日々で、それがまだしばらく続く予定だったのだけど、少し前に潜行した成果が出たのと、やっぱり途中でちょっと海上に出てボンベの手入れや周りの天候を確認したりという周辺的な作業もしておいた方がいいかなという面もあり、そういった感じで書きますと、

前記のとおり、去る1/29についに音楽全集schola(スコラ)第13巻の「電子音楽」編がリリースされました。

commmons: schola vol.13 Ryuichi Sakamoto Selections: Electronic Music

commmons: schola vol.13 Ryuichi Sakamoto Selections: Electronic Music

この制作じたいについても、いろいろ言えることはあるのですが、それをやり始めるともう海上生活な感じになりそうなので(海中に戻れない)保留して大事なことだけ言うと、宣伝用的な動画がほぼ同日中にUPされました。

はい。いやこれがですね・・元々の素材動画が4時間近くあるのですが、他の作業に並行してぼくともう一人のパートナー的なスタッフと、ああでもないこうでもないと相談しながら最終的に5分弱に収めました。
字幕内容や注釈の挿入などもその中で話し合いましたが、動画の編集やWebサイトへの埋め込みは、commmonsと連携するavexの辣腕スタッフさん方々が神速で対応してくれたりして、またもちろん、Videoに登場されている皆さんの大変迅速なチェック、および適確な修正指示等により良いものができたのではないか、と感じています。

ああ、上述のWebサイトというのはこちらです。よろしければ合わせてどうぞ。
http://commmons.com/schola/schola13.html

話は戻りまして、この動画作成はほんとに地味に難儀なものでもあって、メインのCDブック終わった、フライヤーも終わった〜、となった後に作るので、これまでは大体、発売からだいぶ時間が空いてからの公開にならざるを得なかったのですが、今回は一念発起というか、一つ前の記事でも触れましたように、奇しくもTVシリーズとかなり時期が密接していたこともあり、
http://d.hatena.ne.jp/note103/20140125/1390620867

とにかく頑張って発売日になるべく近づける! とスケジューリングした結果、一時は発売前に公開できるんじゃないか、ぐらいまで迫ったのですが、まあ結果的にはそこまでは行きませんでしたが、かなり詰められたのでそこは一定程度満足しています。
また修正作業の最終盤で坂本さんから数点の具体的な指示を頂いたのですが、これでかなり変わりましたね・・たぶんその反映で1分半ぐらい尺が短くなったと思いますが、質そのものがだいぶ向上したように思っています。
scholaは坂本さんの「監修」というふうに基本、書かれていますが、監修なんて言い方ではちょっと分かりづらいかもしれないぐらい、本当にそのような感じで細部に至るまで坂本さんの目や手が届いているので、そういう点を今後さらに、当たり前に分かるようにしていきたいなあ、と個人的には考えていたりもします。

さて動画関連でもう一つ、特筆したいのは、上記のとおり発売日前後のいろいろ話題が熱いうちに公開できたせいかと思うのですが、音楽ニュースサイトの「amass」さんでこの動画に関する記事を作って頂きました。
http://amass.jp/34713
ぼくはこちらのamassさんってよく知らないのですが(そもそもなんて読むのか。「エーマス」?)、幅広く興味深い情報を配信されていますね。その中でこちらも紹介してもらえて、かつ、たぶんこの動画シリーズって本当に毎回けっこうな手間をかけてきたのですが、こうして単体で記事にしてもらったことって僕が知る限りでは初めてなので、なんというか、ほらだから頑張って良かったじゃん! みたいな。誰に言ってるのかわかりませんが、いろんな意味で嬉しかったですねえ・・かなり素朴な感想ですが。

ちなみに前回に続きぼくも右手前に登場しています。フォトジェニック度としてはあれですが、まあ現場の雰囲気を伝える要素としては機能しているのではないでしょうか・・どうでしょうか。

ともあれ、13巻関連の一連の作業はこの辺で一区切りかな・・今は次以降の内容に全力で取り組んでいるところですが、それについても情報解禁次第、随時お伝えできるかと思います。
scholaについてはTVとの連携のあり方とか、制作時のいろんな気づきや経験、あるいは販売促進のあり方等々、いろいろ書きたいことはありますが、それもまた時間と体力の許すときに、という感じでしょうかね・・。

以上です!