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2012年によく使ったツール

新年になってやることかは分からないけど、昨年よく使った&オススメできるかもしれないアプリなどを紹介したい。
PCで使うものと、モバイルで使うものに分けて並べてみる。

●PCアプリ・ウェブサービス
まずPCで使っているツールとしては以下の感じだろうか。

Jedit X
Dropbox
Quicksilver
Excel
・Word
Skype
Facebook
TwitterMac公式)
サイボウズLive
Google+
Googleドライブ
・LINE(Macクライアント)
・Pocket
・Wunderlist
・リマインダー(Macアプリ)

顔ぶれの大半はここ数年変わってないので、2012年を象徴するというわけでもないけど、Jedit(エディタ)とDropboxQuicksilver(ランチャー)の組み合わせは非常に多用している。とくにQSで細かく設定できるショートカットのおかげでかなりいつもラクだ。QS開発者の人には深く感謝している。(誰かは知らないが)
Pocketは「あとで読む」系サービスの現状終着駅というか、これに勝るものはそうそうナイんじゃないかと思う。そのようにして思うのは、やっぱり「あとでは読まない」ことが大半だなということだ。それを明らかにしてしまうほどよくできている。
TodoアプリのWunderlistは「いい感じだけどいまいち使い勝手が悪い」という印象だったのが最近だいぶ多くの点で改良されて驚いているところ。Macのリマインダーが最近バグりまくるので移行しようかと思ったほどだけど、まだ日本語入力の際にかな変換のエンターで送信されてしまったりという初歩的なダメさが残っているのと、Macリマインダーの独特の良さなどもあって併用してみている。ところでWunderlistは以前のヴァージョンではかな変換で送信しないようにコマンド+エンターで確定するオプションがあったはずだがなくなっている。改悪だと思うけどこれどういうことだろう。

LINE、Google+サイボウズLiveは、現状Facebookメインでコミュニケーションしているボランティアのバックアップツールとしてメンバーに推奨しているところ。サイボウズLiveについてはバックアップ用の域を超えた機能を備えており、恒常的に目ざましい改良も続いているのでいずれプロジェクトによっては(ボランティアにかぎらず)メインで使えるかもしれない。
そういえばサイボウズLiveの「ここが使いづらいんだよなあ」みたいな点について何かのきっかけで中の人に直接その辺を聞いてみたら、「それはですねえ」という感じでいろいろ理由やらメリットやらも聞けて、その別観点をもつと「なるほどね」と思える面もあった。同サービスの中の人は、そういうユーザーとの対話をとくに心がけているようで、面倒だとは思うけどそれって非常に有効だとも思う。少なくとも、誤解されたまま悪印象だけが広がっていくという状況は避けやすくなるから。この辺は何をやるにしても見習える。


iOSアプリ
話を戻してよく使うアプリ紹介のモバイル編、というかぼくのモバイルはiPod touchiPhoneしかないのでiOSにかぎるけど、Androidと共通するやつもあるかもしれない。

・i文庫S
・Pocket
・Reeder
・Wunderlist
・リマインダー(iOSデフォルト)
サイボウズLive
Facebook(公式)
Facebookメッセンジャー(公式)
・産経アプリ
・LINE
NAVER英語辞書
Google+
Dropbox
・Echofon
・Audible
・Shazam
・SoundHound

i文庫Sはとにかく素晴らしい。他の電子書籍リーダーと比べて反応の良さが群を抜いている。ePubとかのリフロー系は読めないけどPDFを読むならとりあえずこの一択という感じ。
NAVER英語辞書は無料とは思えない使い勝手。ウィズダムとかの有料辞書に手が出ない人はとりあえずこれでいいんじゃないか。(しかしそのウィズダムは数日前に新版がリリースされて、1月末まで1000円のセール中でもある)

ShazamとSoundHoundは「その辺に流れてる音楽を聴きとってタイトルなどの楽曲情報を教えてくれる」系アプリ。喫茶店でも書店でも、あ、これいい音楽だなっていうときにパッとタップしてみるとけっこうな精度で聴きとってくれる。しかもどうして2つ使っているかというと、一方が分からなくてももう一方が分かったりすることがあるから。得意分野が違うということなのだろうか、いずれにしても補完関係にあるというのは面白いしありがたい。(もちろん一つで済めばもっとありがたいわけだが)
ちなみにこれらは音楽が薄くしか聞こえない、周りがザワザワしたところでも気にせず(というか)聞き取ってくれるのがありがたい。TVのBGMなんかでも案外OKで、テレ東の「アド街ック天国」なんかは良い音楽(おもにソウル)がよく流れるけど、ナレーションがばりばりに入ってても曲名を提示してくれることが多くてすごい。それにしてもアド街の選曲はなんであんなに趣味がいいんだろう。大抵ダジャレも兼ねているのに。

話を戻すとTwitterは公式が無茶苦茶使いづらいのでEchofonにしている。使いづらいというか、ぼくはリスト機能を多用するのでその点への注力が薄すぎる公式アプリを使えない。一方、EchofonはMacクライアントの開発をやめるというので後で困らないようにMacの方では使用をやめたのだけど、おかげで未読・既読の状況がMaciOSでズレてしまい色々面倒。
Google+アプリはコミュニティ機能もフォローする最新バージョンになってからだいぶまともに使えるようになって素晴らしいと思う。あとはコンテンツがそろえばねえ、という感じ。
ReederはGoogleリーダーに入れてるRSS記事を読むやつ。いくつかのブログやニュースはこれで読む。そんなにたくさんはサブスクライブしてないけど、FacebookTwitterで向こうから勝手に流れてくる、あるいは自分宛のメッセージとして飛んでくる情報を読むのとは逆方向というか、自分が興味を持っているものを思い出して読みに行く、という感覚があってそれを代替するサービス(や習慣)が生まれるまではRSSリーダーって需要あるとは思う。たびたび開くというほどではないけど一日一回は見ているはず。
産経アプリというのは無料で産経新聞が読めるやつ。産経新聞っていろいろ言われているし確かに問題もあると思うけどそれでもいろんな事象をひとつにまとめて毎日お届けしてくれる新聞というメディアは貴重&面白いと思うし、それを現状丸ごと代替できるものはないと言える程度には一定のクオリティを保っているとも思う。それが毎日読めて時々プッシュで号外も飛んできて、人により好みはあるだろうけどオススメはできるという感じ。

なんだかんだで長くなってしまったが、上記以外でちょっと付け加えるとMacにデフォルトで入ってる辞書アプリ、スピーチ機能もよく使っている。辞書は最近まで知らなかったけど和英・英和のほか国語辞書なんかもあってデカいリアル辞書開くほどじゃないちょっとしたことなら充分という感じ。
スピーチ機能はショートカットを設定できるので、対象のテキスト部分を選択してキーを押せばAlex君やVickiさんがいろいろ読んでくれて役立つ。(知らない人はシステム環境設定で「speech」と検索すれば設定場所に連れて行ってくれる)

スピーチ機能といえば、最近Chromeのアドオンで入れたEvernote Clearlyというサービスがすごくて、対象のページをどんどん機械音声が読み上げていく、という機能があることに昨日気づいてぶっ飛んだ。しかも日本語でもかなり正確に読んでいく。どの程度使いうるものなのか分からないがついでにメモがてらお知らせ。

上に書いたけど触れてないもの、あるいは挙げそびれたものなどあればまた追記か新記事で書くかもしれない。