103

本の分類

36年以上いきてほぼ初の本格的な引越しを経験し、複数の入稿と冠婚葬祭が一度にやってきたぐらい(そんな経験ないが)大変だった。何ヶ月も前から少しずつ準備してきたはずだったが最後は徹夜&フル稼働でどんなオリンピック競技か、または何アスロンかと思った。
それはともかく、これにともない資料をはじめ蔵書の整理をせざるをえず、そこで気づいた本の整理法は「大きさをそろえる」に尽きた。ジャンルや著者や年代や関わる仕事内容等ごとに分類するのではなく、ひたすら大きさで分けると、いろいろ互換性を持たせやすくなる。ただ積み上げておくだけだとしても大きさが同じなだけでだいぶ利便性(収納&検索性というか)が変わる。
本における大きさをそろえると、イコールで形もほぼそろう。案外、ハードカバーかソフトかによって大きさの違いが出るが、それはそれで「四六判のハード」ごととかで精緻に分類するとさらにスッキリしていい。蔵書が何万冊とかならともかく、そうでないなら案外これで本の在り処も見失わなかったりする。
逆にこれは、本の数が半端に多いひとに有効、という程度の話かもしれない。さほど多くなければジャンルやその他有効な分類方法によれば良いと思う。