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4/1ネタというのは「嘘でした！」といったときに一緒にあやまらなきゃいけないようなのはどうやらキツイっぽい。つまり現状より良くなった（結婚します、昇進しました）とか、逆に失敗した（財布おとした、ケンカした）とかだと、それを真に受けられたときに「いや・・嘘なんで」と言わなければならない。だからたぶんヨコにスライドさせるような、仮に嘘だとわかっても、だまされた側が痛くもかゆくもない、だが笑わずにはいられない、というような静かな衝撃があると嘘的にはいいのかもしれない。（個人的には結城さんがはてなに入った、というネタがそれに近い）
でも4/1であることはもう誰だってその日には大抵わかっているのだから、という開き直りがあるのか、はじめからあり得ないネタのアピール大会になりつつある面もありそれもまた楽しい。今年は3Dネタが案外かぶっていたようだけどそれもまたヨシ。単にあんまり知らないだけかもとも思うけどこんなに4/1で盛り上がってるWeb社会は日本ぐらいではないかとも感じた。日本人にはユーモアや余裕がない、という声を聞いてきた気もするが案外そうでもないという証左ではないか。むしろあいつらあの仕込みにどんだけ時間と労力、クリエイティヴィティをかけてるんだ、という驚きを呼びさえするのでは。円谷プロのクオリティと独走ぶりには拍手をおくらざるを得ないけど他の参加したひとたちも凄いなと、半日以上寝込んで4/1を逸した僕としては感じる。