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ものすごいつかれた。だいぶ進めたけど全然たりてない。どうしてか。構造的な欠陥。不思議だ。何十時間かけても会えないような人たちに、数分でそういうことを言っている。不思議というか、まあたしかに過ごし方は、人は変わってる。
いま寝る前。3時前には寝れるかもだ。食事と睡眠以外はずっと作業。TVは食事のときに、録画しておいたのを見るかニュース。いま咲いてる花とか必ず数秒映ったりするのがなかなかいい。TVは窓で、そこから世界中の風景が見えて動いていく。僕は車窓から外を眺めている。自分は座ったまま、何キロも何十キロも景色が動く。
移動というか、変化というか、そういう動くものに楽しみを感じる。動いたことを知ることのできる差分にひかれる。差分、というタイトルの表紙の本を少し前にみて、その人もきっと前からそういうことを考えていて、内容もそういったことだろうと想像した。ほぼ普遍的な、誰にでもいえることだと、だからそこから推測される。
頭を上から押しこめられ、見るものも動ける範囲も激しく限定される、そんな状況に憤りと恐怖を感じる。しんだらまあ仕方ないけど(そもそも想像できない)、生きてそれはたしかにちょっと。跳ね上がって一人で行くつもりが、相手の手を、自分もまたしっかり握っていたりする。離れられないのは、僕がその手を掴んだままだからだ。
もっと考えて、それでクリアするべき。フタをするという言い方があるように、名前をつけるということがあり、それもまた危険だ。有効なものはそうであるほど危険だ。ラベルはまずい。役立つほどに。ダメなわけではない。なにせ有効なのだ。しかし・・・