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Twitterのサイドバーに検索機能がついた、と、Twitter日本語版の公式ブログでアナウンスされたんだけど
http://blog.twitter.jp/2009/05/blog-post.html
その話とはほとんど関係ないことで(と同時に関係なくもないのだが)、前々からこのブログ、日本語こわれてるなーと思ってたんだけど、これ投稿してるのは外国人なんだね、たぶん。ネイティブ日本語しゃべる人、じゃないぽい。
なにを言いたいのかっていうと、ああ、それならわかるわ、ということ。腑に落ちた。そう想像して読み返してみると、こわれてる、と思っていたのは「自然じゃない」という意味であり、必ずしもこの文章が「たんなるメチャクチャ」ではなかったのかもしれない、と思えてくる。ある意味構造的というか、意味を積み上げて組み上げて文章を作っているのかな、と地味に気づくように思った。
しかしこれを、やはり日本人が書いてました、となればそれを僕は「こわれてる」と思うと思うわけで、なぜならそのような言葉の使い方を本来しないような場所でしている、というあり方がやはり「こわれてる」と思わせるだろうと思うからだ。
なにを言いたいのかってまた言うと、やはり言葉はそこに表れている具体的な文字なり音なりの並びだけが問題なのではなく、その文脈というか、誰が、どうやって、どんな状況の中でそれを言っているのか、というのが、意味をつかまえる上で欠かせない要素になってくるのだな、ということで、だから話者や書き手に応じて同じ言葉がこわれてたりそうでなかったり感じられるのは面白いというか普通だな、ということである。

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ただそれはそれとして、当該ブログでは執筆者の記名がないので、外国人が書いてるんだな、というのは僕の憶測でもある。もしかしたら日本語ネイティブしゃべる人、かもしれない。そこを明らかにしないままこうしたブログを公式なものとしてリリースしているこの形態は、でもやっぱり、その意味においてはこわれてる(サービスが行き届いていない)といえるんじゃないかとも思っている。