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今日は新宿タワレコ佐々木敦さんと岡村詩野さんの「音楽雑誌なんかいらない!」トーク。そのトークのタイトルにとくに意味はなくて、きっとないだろうなーと思ってたらやっぱりなかった(でもそのタイトルとまったく関係ない話をした、という意味ではなくて、その話しかしなかった)。あえて言うとすれば「(ある種の)音楽雑誌なんか〜」とか、「(ある意味においては)音楽雑誌なんか〜」ということになるんだろう。
お二人とも非常に面白かったんだけど、岡村さんの言われることや書かれることというのは僕個人の嗜好とかと重なりながらズレていて、そのズレた部分は今後もズレたままだろう(むしろ距離は広がるばかりだろう)と思えるかたちの深い溝を間にはさんでいるのだが、だからこそというか、興味ぶかい方である。至言はいくつもあったけど、「存在意義のないものも存在するべきなんですよ」というのが良かった。(岡村さん)