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昨日は佐々木敦さん主宰のインディペンデント・レクチャー・スクール「BRAINZ」へ。IT・音楽ジャーナリストの津田大介さんの講座を受けに。
http://brainz-jp.com/vol2_lecturer/tsuda/
夜8時ちょっと過ぎから10時ちょっと過ぎまで第1回講義を行い、そこから質疑応答で10時45分となり、そこからビールと乾き物が入って僕は終電ぎりぎりの12時ちょっと前まで居ましたが、総勢10名前後の面子でその時点で帰ったの僕で二人目という、みんな、家どこ!?
総勢10名ちょっとで受ける津田さんの第1回講座はもの凄い良い感じでした。用意されたレジュメとそれを軸に流れていく頭から終わりまでのお話が、「これは余談になっちゃいますけど」という寄り道も含めて一つの流れ、ひと筆書きの柔らかなカタマリみたいなものを提示されていてじつに腑に落ちる正味2時間半。まだはじまったばかりの、最初の土台的な話だったのだから腑に落ちて当たり前じゃんという声も聴こえますが、だからこの土台が大事なんだって!と、そういう声には応答しよう。
途中、終電を調べるのに一旦退出して戻ってきて、そのときに佐々木さんと少しお話させて頂き、仏革本について考えられないほど嬉しいお言葉を頂戴する。そのまま額を床につけて静止しようかというほど嬉しかった。帰り際、まだまだ続いている生徒さんたちと津田さんのお話の一瞬の切れ目で「すいません」と手を挙げて、津田さんに講座の御礼と感想を述べつつ仏革本の宣伝を口上し、生徒さんお一人お一人にチラシ(これ)を配って帰りました。皆さん、良い時間を本当にありがとうございました。次回(4月)またお会いしましょう。

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追記:こちらの記事、奔屋さんのブログからリンクして頂きました。恐縮ですっ。
http://d.hatena.ne.jp/hon-ya/20080314/p1
わたしむかし、予備校のすごく面白かった先生に、というそれは美術予備校でしたけれども、すごく面白い先生だったんですけれども、僕がなんとか大学に決まってサヨナラーっていう会で彼がわたしに言ったのは、「まあ、お互い制作をつづけていればその内また会うでしょ」ということで、それを言ってパンっと肩を叩いてひひ、と去っていきました。僕はいまは絵は描いてないですけど、そのとき以上に絵を描いているような感じでつづけていますから、彼がつづけていればいずれ会うかもわかりませんが、そのように制作をつづけている人と僕は会う可能性があるという話で、奔屋さんともそのようにどこかでお会いしましょう。