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見出しを二段にしてみた。
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20071011/1192086312
「その場で編集」という仕様も含めて、このところの「はてダ」の変更進行はすごく良いと思う。それらにまつわる意見を、たとえばブクマとかトラバを追って見る際には、反対/反発意見を求めているのだが、そういうのを見てあらためて、俺はOKと思うよ、という意識を確認しているというか。いや、というより、どのようにOKと思うのか、を精査していくために、どのようなNGがあるのか、その指摘が「たしかに。ごもっとも」なのかを知りたいというか。
僕の意見はぐんぐん変わる。昨日言ったことどころか、今言ったことをすぐに変更したりする。言ったことを、自分の価値だと思うのだが、や、それ違ったわ、と思うのもまたまぎれもない自分である。勝ち負けならば、負けで良い。だからそうではない、「たしかに。ごもっとも」な意見を磨いて、さしあたって恒常的(原理的)に面白い世界、状況が見つかったらいいと思ってる。はてなのこのところの変更進行は結局のところ、そういう軸はぶらしていないように感じるのである。
ところで、このブログの内容に関して、この見出し二段スタイルが適合しているかというと、していない気はする。ぼくは記事ごとに見出しをつけないことがほとんどで、結果的にタグだけで記事内容を示しているというか、タグが見出しがわりみたいなものである。以前は無理に、「1011日記」とかいう、日付ごとのタイトルを付けてもいたのだが、最近になって、どうやらタイトルをつけなくてもアップできるみたい、と気がついたので、それ以来は見出しだけでなくタイトルもつけずに書くことが大半である。そしてそういう、見出し的な情報が少ないミニマルな状態で見出し二段スタイルを選択すると、なんというか、あまり締まらない感じになる(なっている)気がする。
流れでそのまま書くと、人によっていろいろだろうけど、僕のブログでタイトルは全然いらない。書き終えるまで、あんまり書く内容がはっきりしていないからだ。それに比べ、大抵のブログサービスにおける編集画面では、タイトルの記入欄というのは一番上にあり、それを最初に記入するように(そうするのが自然でやりやすいように)構成されているので、はじめから「今日のタイトルは、『退屈な水曜日』にしよう」とか「『なんとかについてそろそろ言っておこうか』にしよう」とか決めているならともかく、書きはじめるときは元より、終えても「これ、何の話だ」と思われるような、あってもなくてもいいような文章が目の前にあるような場合には、やっぱりそこでタイトルをわざわざ記入する手間というのは無駄を越えて邪魔である。
ミクシーだったか何だったか、「タイトルが記入されていません」といって文面が消えてしまったり、消えるところまではいかなくてもアップできずに水をさされる感があったり、そういうのはやはりちょっとだけどもストレスで、その点、タイトルがなくてもアップ出来るというのはいい。
で、さらに個人的な嗜好を言うなら、僕の場合は、タイトルの入力欄というのは編集画面の一番下にあると良いと思う。読むときには、そりゃタイトルが一番下では困るだろうし、結局のところ編集画面のトップにタイトル入力欄があるというのは、そうした「読む立場」での見方が無自覚的に浸透/反映してる、という面が多くあるような気もするんだけど、そして、いやいや、タイトルは最初に決めないと不自然だよ、という人だって当然いるだろうし、僕にしてもそういうときはあると思うんだが、でも基本的には、たとえばそういう編集画面があるなら使ってみたいなとは思う。
さて、この記事にタイトルをつけるとしたら、どんな名前になるのか・・・。


追記。
その場編集機能、すっげーーーー!!使いやすいーーぇえ!(竹中直人風に)