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 加藤さんの件、昨日更新しようと思ったのだがあっさり寝てしまった。自分で言うけど満身創痍。花粉症というのもある。花粉症というものもある。
 加藤さんの話だった。とりあえずおとといの夜の段階で、ミクシィ加藤泉コミュではリリースしましたが。
 公式サイト
 http://www.labiennale.org/
 加藤さんのお名前はこちらのページ(上から5人目ぐらい)
 http://www.labiennale.org/en/art/exhibition/en/73799.3.html
 えっとですね。 加藤さん、第52回ヴェネチア・ビエンナーレに、参加される事が決まりました!


 だはー、まじですか(大笑)、すげーー!!!やったぜ!!!!!
 ほんっとにここで僕が思うのは、インチキな奴ら、ざまーーみろ!ってことなんだ実は。ほんっと、あいつら全員ウソばっかりついて、偉そーなこと言ってたけど、 やっっっぱりあんなのウソだった。誰のことか?いや、何となくわかるんじゃないか、つまり、インチキな奴ら全般です。
 痛快すぎる。まさに痛快。偉いんじゃないよ、威張ってるのではまったくなくて、ただ嬉しくて笑ってしまうのだ、そうかー俺、生きててよかったのか、いても構わなかったのか、とかそういう喜び。ヴェネツィアに?呼ばれることが至上の真理ということでは勿論ない。でも僕がここで言ってるインチキな人らが無自覚のうちに至上の真理としがちなのがそれ、ということは言えるだろう。だから、痛快なのだ。
 今回のヴェネツィアビエンナーレ、日本からペインターで呼ばれてるのは加藤さんだけとのこと*1。加藤さんは絵だけの展示で行くのだ。絵だよ。「僕の作品は、一見大したことないように見えるかもしれませんが、あなた方の理解の及ばないこのような意味において大変価値の高いものなのです」って!!そんなこと言う余地のない立場。ここに重要な意味がある。
 思うのだが、いやずっと思っていた、でも最近ようやく明瞭に思われたことがあって、「芸術のことはよくわからなくて・・・」とかいう言説は、「芸術の評論や自分でプロの評論家とか言ってる人の言うことはわからなくて・・・」という言い換えだったのだ。絵がわからない、なんてシュールなことがあるはずない。わからないのは、誰かの書いた(言った)、言葉の意味なのだ。
 ビエンナーレは(たしか)今年の6月から11月とのこと。それから現在、加藤さんの作品は東京都現代美術館におけるグループ展『等身大の約束』で4月1日(日) まで(月曜休館、月曜が祝日の場合は翌火曜) 、愛知県の岡崎市美術博物館における『「森」としての絵画』というこれまたグループ展で3月25日(日) まで、見ることができます。岡崎の方はよくわからないのだけど、現美の方は1室で、木彫と絵画が半々ずつぐらい(曖昧)あります。
 今年の頭ぐらいから所属ギャラリーを移られた加藤さん、制作自体はマイペースな気もしますが、認知度は今後益々上がっていきそうな、物凄い情報でした。

*1:だから偉い、とは言いたいが、それしかいない、とも言える。