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すべてがEになる (I say essay everyday) 村上はるきち先生の質問本(グリーン)を、図書館で借りて寝る前に20項目ずつ読むのがひそかな楽しみです。でもブログに書いてひそかではない、公の楽しみとなりました。前述『F』の作者である森博嗣氏は、どの小説作品よりも、日記本の方に力を入れた、集中力と創作のエネルギーをつぎ込んだ、みたいなことを言っていましたが、春樹センセイにとってのこの本も、それに近いように思いました。まあ、小説と比べてどうこう、ということはないのだけど、案外並々ならぬ力が傾けられているのではないか、と。