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 ジョン・ヒューズ監督の『フェリスはある朝突然に』を観てます。どうしてそんな時間が。いえ、流しながら作業もしてるんです。もんのすごい面白い、というか、カッコよくて刺激的で前衛的でスタイリッシュでカッコいい、それは言ったか、なんかもうゴダールとかハル・ハートリーみたいな、アート映画みたいなカッコよさっていうか、ニューウェーブの波をモロ被り、80年代の凄い良い部分、50年代アメリカの残滓のような爛れた倦怠感、サバービア風味、『ブレックファスト・クラブ』を観たときも思ったんだけど、宇宙に僕たちだけ、みたいな病的なまでの隔離感をやはりここでも感じる。周りの風景はすべてかき割りで、じつはこの広い宇宙で息をしているのは、登場人物の僕らだけ・・・みたいな匂いが充満している。というかもう、音楽の使い方が本当に効果的で、セリフ聴こえまくり。舞台(劇作)の監督なのかなー。舞台っぽい世界だよな・・・。