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0429日記

1) note/oto(東大菊地ゼミ講義録ブログ)をひさしぶりに更新してみました。いろいろ言い訳してます。
 菊地さんの講義は面白いです。大谷さん最高。でも講義録はなかなかスタートできないです。ペン大ナイトの御礼をまだまだ書き終えていないし、僕がブレながら撮影した画像を掲載する『ペン大ナイトまとめサイト』にも手をつけ始めてしまったからです。
2) そんなわけで講義録自体はまだまだ先送り、こうやってそのアウトラインばかりをなぞっている今日この頃です。

3) 大谷さんといえばその大谷能生さんが所属するバンドsimのデビューアルバム『sim』を発売日に買ってきてそれからずーっと聴いてます。
 これはもう、カッコよくてわからない。ここにあるのはイメージであり離脱であり求道でありまた欲動であり清廉であり普通の音です。何回でも聴けるのは、ここにある情報というのが余りにも独自でまた使い古されていなくてつまりは新しいからです。
 この音を同時代に聴けるという幸せを、百年後にこれを聴く幸せな人たちにも自慢したい。ただ良い音や音楽が好きな人がただ正直にどのような邪魔さえ振り払いゴールテープに手をつき届いたその様を、僕はこうまでリアルタイムに体験できています。それは何だか、生きることに近い。それは音楽を聴くことであり絵画を鑑賞することであり、面白い人のしょうもない話に笑うことであり、向いていることに熱中することであり、つまりは生きることに近い。
 simを聴いています。
 リーダーの大島さんが企画するイベントが、5月6日に三軒茶屋のグレープフルーツ・ムーンにて行われます(→http://www.grapefruit-moon.com/)。たぶん行ける・・・!

4) さて、先日そのsimアルバムを買った同日、加藤泉さんの谷中での個展に行ってまいりました。これはすーごいイイ天気の日で、スカイ・ザ・バスハウスに春風が吹き抜けて、環境ともに最ッ高の体験してきました。加藤さん、最高っす。特に入って右手2体目の、顔が白い小さい座る女像。あれは色使いなんかもかなりPOPで、たぶんすぐ売れちゃったんじゃないかなーとか思うほど良かったですね。色いいですよね、本当。
 4体一組のもすごい(笑)。 
 というこの個展、立体木材彫像が多くを占めましたが、作品のほとんどはすでに売れていて、あとは平面を奥から出してもらえばいろいろある感じなのかな?ともあれ、木の香りも良いし、この季節にはぜひ一度体験して頂きたい作品群です。加藤さん、おつかれさまでした。

 追記。
 ミクシィ加藤泉コミュというのをしばらく前に作ったのですが、ご本人から頂いた今後の活動予定などもちょくちょく出してますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。(リンクは敢えて貼らず。)