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平成マシンガンズ

もうあちこちでひと月ほど前から言われていますが、今日発売の文芸誌『文藝』では、15歳の受賞者*1がいるということで(でも受賞はその人だけではない*2)、小説家の藤谷治さんや、選考委員でもある高橋源一郎さんもWeb連載(後述)で採り上げているのですが…

最近、ちょっと用があるのと単に面白いからで読み返しているのが保坂和志の『カンバセイション・ピース』で、しかしこれはどこを読んでもダラダラと面白い。新聞の総ての記事が面白いという状況はあと15年ぐらいしても自分にはやって来ないと思うのだけど、…

『失踪』読み終わりました。桐野夏生さんの直木賞受賞作『柔らかな頬』に印象が似てるなーと、途中から思ってたけど読み終わってからも思いました。発表は少し桐野さんの方が後なので(1,2年かな)、この作品にインスパイアされてた可能性もあるかな、とか…

東大後は下北へ。小説家の藤谷治さんが経営する書店「フィクショネス」へ行き、新作小説『恋するたなだ君』を購入後にサイン(と絵)を頂くため。そして頂きました。藤谷さん、ありがとうございます! 吉祥寺方面へと向かう電車中からさっそく読み始め、家へ…

前日記のコメント欄にもあるように、舞城フェアを自分に展開しているので、今は『みんな元気。』を読んでいます。表題作は最新作の『ディスコ探偵水曜日』にけっこうリンクしてる部分が多いですね。あと、この本って『好き好き大好き超愛してる』同様に単行…

その流れで今知ったのは鹿島田真希さんの『六○○○度の愛』が今年度の三島賞を受賞したということで、僕はこの作品をまったく読み通すことが出来なかったのだけど、というか彼女の作品は一度も読み通せたことがないのだけども、これもまたその内読み直してみよ…