その街の中心には巨大なビルが建っていた。奇妙なことに、頂上はどこまでも高く、雲の向こうまで伸びているようで、それが何階まで続いているのか知る者はいなかった。 さらに奇妙なことに、そのビルは毎日1階分ずつ沈んでいくのだった。昨日まで3階にいた者…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。