はじめに/現状を把握する
今年の10〜11月が更新月なんだよな〜……とはずっと思っていたのだけど、なにしろ一昨年の年末からスタートした長期プロジェクトがつい先週ぐらいまで続いていて、とくに10月に入ってからはそのウルトラピーク期にハマっていたのでまったく他のことをできずにいた。
「なんとか11月の初めぐらいにコレが終わってくれれば、その後の月末までの期間で解約&乗り換えできるんだがなあ」とか思っていたけど、ほんとにギリギリ間に合うぐらいでそんな感じになったので、われながら焦ったというか、見積りどおりだったというか。
格安SIMの会社(以後「MVNO」と言う)への乗り換えについては、以前からそういう希望というか気持ちは強くあったのだけど、いざとなるとかなり未知というか無知の領域すぎて、ちょっと腰が重かった。
けど、以下の記事を読んで、
http://r7kamura.hatenablog.com/entry/2016/10/08/171606r7kamura.hatenablog.com
んーむ、いよいよやっぱり、やっといたほうがいいな、というか出来るなこれなら、という気になった。
上記のブログ記事の素晴らしいところは、変更前にどんな料金がいくらぐらいだったのか、という金額が列記されていることだった。大変参考になった。
それにならうと、ぼくの場合はこんな感じ。(直近月のau料金)
項目 |
金額 |
内訳 |
基本使用料 |
934 |
- |
LTEプラン |
- |
1,868 |
誰でも割 |
- |
-934 |
オプション使用料 |
6,500 |
- |
LTE NET |
- |
300 |
LTE フラット |
- |
5,700 |
テザリングオプション |
- |
500 |
請求総額割引(毎月割/税込) |
-2,435 |
- |
Apple製品向けサービス(税込) |
812 |
- |
AppleCare |
- |
648 |
紛失補償 |
- |
164 |
購入機器代金(分割支払) |
4,580 |
- |
ユニバーサルサービス料 |
3 |
- |
消費税等 |
594 |
- |
計(電話料金) |
10,988 |
10,988 |
合計1万飛んで988円。けっこう、というかだいぶ高い。
しかも、これはとくに高い月とかではなく、普通。いや、平均よりちょっと安いぐらいかもしれない。
というのも、すでにお気づきの人もいるかもしれないけど、そう、上記には「通話料」がない。
これはべつに転記漏れとか、項目名が特殊とかいうことではなく、明細に「通話料」が記載されていないから書いていない。つまり、この月にぼくは携帯で話してない。
(参考までに、その前月を見たら通話料は60円だった)
さらに言うと、ぼくは1日の大半を自宅の仕事場で過ごしていて、ネットにしてもそのほとんどを自宅のWifiでまかなっている。
ということは、ほとんど通話もネットも使っていないのに毎月1万円以上 auに払っているということになる。
これはさすがになんというか、いかに正当な根拠があるとしても、自分の実感には反するというか、「こんなに使ってないのに、こんなに払うの?」という感じになる。
以前からMVNOへの乗り換えを強く希望していた、というのはそういう意味でもある。
端末代金の未払い額をどう考えるか
それにしても、一体どうして、「そんなにも使っていないのにそんなにも払っている」のか。
といったら、これはひとえに「購入機器代金」というのがでかい。
具体的には、ぼくが買ったiPhone6sの128GBというのはトータル11万円弱の端末で、これを24ヶ月に分割して払っているので、AppleCareなども含めると毎月5000円以上がいやおうなしに加算されている。
ぼくはこれを発売直後に購入したので、今回乗り換えるまでにすでに13回の分割代金を支払っていたけど、それでも5万円ちょっとの未払金が残っていた。
いや実際、購入時にはそこまで考えていなかったけど、考えてみればこれだけ代謝の激しいスマートフォン界隈で、ひとつの端末にこれだけ出費してしまったのはやはり使いすぎだったと感じる。
と同時に、この代金に関しては、今後ぼくがいくらauに居残っていても払う義務がなくなるわけではないから、その残額(5万ちょっと)が乗り換えの是非を左右するということはなかった。
と、なぜそんなことをわざわざ言うのかというと、じつは乗り換えを検討している最中によく耳にした説明で、「端末の未払金が多い場合は、キャリアの割引プランを考慮すればとどまった方がトク」みたいな話があったからで、最初は「へえ、そんなものか」と思っていたけど、しかし過去の明細書を何度眺めても、このままauにとどまることによって「本来払うべき端末代が減る」という現象はナイように思えた。
たしかに上の明細を見れば、「請求総額割引(-2,435)」や、「誰でも割(-934)」という、キャリアならではの感じの割引プランが適用されていることがわかるけど、それは結局のところ、たんに支払総額から引かれているだけであって、ということは、乗り換えることによって支払総額が減るならそもそも考慮する必要のない割引要素である。
もし、「キャリアに長くいるほど、支払うべき端末価格が当初の予定額から減っていく」のであれば、早く乗り換えるほど端末価格が高くなってしまい、結果的に乗り換えて損をするということもあるかもしれないが、実際には何年契約していようが支払う端末代金は一定なわけで、そうであるなら、これを乗り換え可否の検討要素にする理由はないだろう。
そういうわけで、「端末代金の未払い額が多いなら乗り換えはとどまるべき」という話の根拠はいまだに理解できていない。
乗り換えるかどうかを決めるための注目要素とその比較
となれば、残る検討要素はその端末代金を除いた額なわけだけど、上の明細で見ると、総額「10,988円」から端末代金(分割支払金「4,580円」+Apple補償関連「812円」)を引いた額は、「5,596円」。
つまり、他社に乗り換えてからのその料金(総額から端末代金を引いた金額)がそれより減ると見込めるなら、乗り換えたほうがよいということになる。
ちなみに実際には、乗り換える際の手数料として、出ていくとき&入るときにそれぞれ各社へ税抜き3千円程度の手数料が必要になるわけだけど、ぼくの最大の目的は「毎月ぜんぜん使ってないのに確実に1万円以上出ていく」というループから抜け出すことにあるので、一時的にその程度支払うぐらいならそんなに痛くも感じない。
(実際には後述のとおり、MVNOに入るときの手数料は700円程度に抑えられたのだけど)
話を戻すと、乗り換えた場合に毎月端末代を除いて「5,596円」以下になるか、というのが結局検討のしどころになるわけだけど、これは普通に下回ると思った。
すでに乗り換えた人の話を聞くと、「だいたい月に3千円ぐらい。多くても4千円いかないぐらいかなあ」と言う。
その上で、MVNO各社の料金表を見ると、多くは3GBで月1600円から。5GBにしても2200円から、とか。上の話ともそこそこ合致する。
ぼくの場合は上記のとおり、実際にはほとんど携帯の通信を使わないので、緊急時のことを考えても3GBあれば足りそうだけど、5GBで想定しても3〜4千円の料金なら、「とりあえずやってみる」には充分な状況だろう。
ということで、やると決まったら今度はMVNOの会社選び。
参考にした先人の発言や記事/IIJmioが最有力(だった)
乗り換え先については、上記のブログの他、ぼくがTwitterでフォローしている方の以下のツイートがとても参考になった。
いや、もうかなりまとまってます。ありがとうございました。
その他にチェックしたのは、ただただしさんのブログと、
深沢千尋さんのブログ。
たださんはIIJmio、深沢さんはIIJmioをしばらく使われた後にイオンモバイルへ乗り換えたという。
このあたりまでを見回った段階で、ぼくの最有力候補はIIJmioだった。
上のツイートの方はmineoだったけど、その他のエンジニアの方々は皆IIJmioを使っていて、それぞれ評判も悪くない。
というかまあ、最初の記事の方は「乗り換えたよ」という報告記事なので、まだ評判も何もないわけだが、それでも「信頼できる人が使っている」という話だし、深沢さんも結果的には別のところに移ったわけだけど、「初心者にはIIJmioをオススメできる」と言っておられるし。
また、IIJmioはTwitter担当の人を少し前からフォローしていたんだけど、いつも迅速かつ真摯な姿勢で情報をアップしていて、好感をもてた。
あと、IIJmioはWebサイトもけっこう綺麗にできているし、ぼくとしてはとりあえず「今よりマシ」になればいいのだから、何も全社を比較した上でのベストを選べなくても、この限られた乗り換え期間に少しでもベターにできればよく、そのモチベーションからすると「とりあえずIIJmio」で充分かな、という印象だった。
しかし、そこまでほぼ決まっていたにもかかわらず、ぼくの決断を押しとどめていたものがあって、それはいくつかの「説明の足りなさ」だった。
説明不足の「DプランとAプランの違い」
具体的には、これってけっこう根本的な問題だと思うのだけど、IIJmioやmineoには「Dプラン」と「Aプラン」という大きく二つのプランがあって、でもその違いに関する記述がやけに薄い。
いろんな情報をかき集めてみれば、「どうもDプランというのはdocomoの回線を使っているらしい」「Aプランというのはauの回線を使っているらしい」ということまではわかるのだけど、「じゃあ、今の自分はどっちを使えばいいのか?」ということ、つまり「どんな背景・条件の人がどっちを使うべきか」という情報がものすごく少ない。
各社のサイトに行っても、初めから「DプランとAプランのどっちにしますか?」といきなり聞いてくる感じで、その判断材料が提示されていない。
こちらは初めてなのだから、「そんなの知ってますよね。だから説明しませんけど」みたいな態度で対されても困ってしまうわけで、本来なら「Dプランというのはこういうプランなので、こういう人にオススメです。逆にそうでない人はこういう理由でDプランを選べないのでAプランにしてください」みたいな説明がほしいのだけど、それがない。
頑張ってエスパー力を発揮すれば、「それまでdocomoだった人はDプラン。auだった人はAプランを選ぶ。ということかな?」とも想像できるけど(上のツイートではそれに近いことが言われている)、それもこの段階では素人の妄想にすぎず、選択時にそこまで説明されているわけでもない。
そもそも、というか、じゃあソフトバンクの人はどっちを選んだらいいのか? ということももちろんわからない。
たとえばmineoのサイトに行くと、端末チェッカーというシミュレーションをできるページがあって、
動作確認済み端末検索|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
なんとなく、そういう意味での知りたいことを教えてくれている感じではあるのだけど、これもまた受け手の解釈の余地が広すぎるというか、素人の側でいろいろと想像して不明点を補う必要がありすぎて、それで合っているのか確信を持てない。
たとえばDプランとAプラン、どっちでもいいなら「どっちでもいいですよ」ということがわかればそれだけでも助かるのだけど、それもわからない。
そこにあるのは、単になんか、プランが二つに分かれている、という状況。
で、どっちがどんな回線を使っているのか、という説明はある。
でも、知りたいのはそういうことじゃなくて、今の自分の環境(端末・乗り換え前のキャリア)から選べる選択肢はどれなのか? ということだ。
そして、その中のどの選択肢にはどのようなメリットがあるのか? ということを知りたいのだけど、それがわからない。
テザリングの可否/決め手はサポートにつながるまでの時間
乗り換え先やプランを検討する際、ぼくがとくに気にしたのは、テザリング機能の可否だった。
そこで、上述のmineoの端末チェッカーというのをやってみると、どうもAプラン(auプラン)ではテザリングができないらしい。
逆に、Dプラン(docomoプラン)ではテザリングができるっぽい。
ということは必然的に、ぼくが選ぶべきはDプランということになるが、そこで気にかかるのは、ぼくが持っているiPhoneはauで購入・使用したものだということだ。
でもそれに関しても、IIJmioのサイトにもmineoのサイトにも、auで使用したiPhone6sをDプランで使えるのかどうか、ということが明記されていない。
いや、厳密には上記のmineoのチェッカーを動かしてみると、一覧表みたいなものでそれ(auのiPhoneをDプランで使うこと)が可能であるかのように示されるのだけど、上記のとおり、そこにある説明は情報量が非常に少ないので、それだけを根拠に契約まで決断できるかというと、さすがに心もとない。
ということで、とりあえず第一候補のIIJmioのサポートに電話をかけてみた。
もしそこで、「auのiPhoneの人でもDプランを使えますよ。テザリングもできますよ」という回答があれば、それで決めたいとも思っていた。
……が、いくら待ってもつながらない。自分の順番が来ない。ずっと待たされる。
5分を過ぎても順番が回ってこないので、一旦切って、上記のmineoの端末チェッカーをまた試したり、その他の説明を見て回ったりした。
でも、この段階ではまだ全然 IIJmio派だったので、しばらくしてからまたIIJmioに電話をかけた。
しかし、そこでもつながらない。5分を過ぎても回ってこない。
で、じつはこの辺から「IIJmio、自分にはダメかも」と思い始めた。
そういう思考になり始めると、いろんなことが気になってくる。
今回2度電話して、いずれも5分待ってもつながらなかった*1ということは、今後も緊急時につながらない可能性が高い。
あるいは、上で「好感をもった」と書いたIIJmioのTwitterにしても、どうも担当さんが海外出張に行くとかで、その間はレスポンスが滞ると言っている。
ん? ということは、担当さんってその人だけ?
もしかして、IIJmioのサポート体制ってけっこう薄い? だから電話もいつまでも回ってこない?
という感じになってくる。
で、今度はmineoに電話をかけてみた。
すると、こっちはすぐにつながった。
すかさず、聞いてみる。「auのiPhone6sからの乗り換えだと、Aプランを選ぶことになるのでしょうか? テザリングはできませんか?」と。
答えは、「おっしゃるとおり、Aプランをお選び頂くことになります。テザリングはできません」。
おお〜……って、ええ? じゃあ、テザリングできるって書いてあったさっきのチェッカー、やっぱり間違いじゃん……とガックリ。
なんと言っても、テザリングができないのはかなり困る。
上述のとおり、ぼくは携帯の通話・通信はほとんどしないのだけど、業務上ネットが不可欠なので、自宅のWifiの調子が悪いときなどはiPhoneのテザリングを使って一時的にしのいだりする。
というか、よくよく考えてみると、ぼくにとって電話会社とiPhoneの契約をする利点って、このテザリング用途という面がほとんどなので、ということはこれ、もしかするとauに戻る流れ……? とすら思った。このときは。
自信をつける旅に出る(電車で)
しかしやっぱり、どうにも諦めきれず、この段階まではほとんど考えていなかったのだけど、わざわざ電車に乗って近くの大きめの電気店をいくつか回って、詳しい店員さんに直接聞いてみることにした。
こういうところは何気にしつこい。
駅に向かいながら、「どう考えても今、電車に乗ってまで格安SIMのAプランとかDプランとかテザリングとかについて見ず知らずの店員さんに聞くために電気屋に行くの、やりすぎだよなあ……やめようかな」と何度も思ったが、一方で「でもそれしかないって気もするんだよなあ」という気持ちも強く、また一度歩き始めたのに引き返すのも面倒で、結局そのまま行って回った。
で、結果どうだったかというと、これはある意味当然なんだけど、さすがにIIJmioやmineoの公式スタッフがいるわけではないので、テザリングできるかとか、そういう具体的なことはわからなくて、でもそれまでに自分が「こんな感じかな」と思っていた各社・各プランに関する認識に間違いはなさそう、という感触は得られた。
それに加えて、その電気店めぐりの途中で、これはとくに期待していなかったのだけど、以下の専門誌(というかムック)を見つけて、
帰ってきてからこれを一気に読み通してみたところ、「とりあえず格安SIMのことならこのぐらい知っておけば充分」と言えそうなぐらいの基礎知識を一気に飲み込めて、それによってまた「今まで思ってた感じでそんなに間違ってなかったっぽい」という感覚が補強され、なんというか、急に自信が湧いてきた。
で、そのようにして大きくなった自信と実感をもとに考え直してみると、やっぱりさっきのmineoの電話サポートの人、応対は丁寧だったけど、言ってる内容は間違ってるのでは……という気になって、今度はmineoのサポートチャットで同じことを聞いてみることにした。
すると、今回もまた担当者が即出てきて、しかしこのときの回答はというと、「auのiPhone6sでも事前にSIMロック解除すればDプランを選べるし、そうすればテザリングもできるし、逆にAプランを選んだらテザリングできません」という、まさに待望の答えがキタ。
ということで、その前に電話サポートの人が誤った回答をしたことは気にかかるものの、それを補ってあまりあるサポート体制の厚さ、そして懸案だったテザリング問題も解決できるということで、この時点でmineoと契約することに固まった。
手続きに至る具体的な流れ
実際の契約に際しては、これまた思いがけず、上記のムックに付録の「エントリーコード」というものがついていて、それを使うと初期費用の税抜き3千円がゼロになるばかりか、使用開始翌月から3ヶ月間、2GB増量になるという。
むっちゃお得。
これについては、以下のmineoのサイト内の記事でも紹介されている。
king.mineo.jp
mineoの場合は、Amazonでエントリーパッケージというのを千円ぐらいで買うと、同様に初期費用がナシになるらしいのだけど(ちゃんとは確認してない)、このムックは税込み700円強だから、それよりさらに得してる。
ということで、その電気屋めぐりのついでに買ったムックの付録を使いつつ契約することに。
全体的な手続きの流れとしては、
- まずauのサイトからSIMロック解除。方法はググった。
- 翌日、auに電話してナンバーポータビリティ(MNP/電話番号をキープしたまま会社を移るやつ)の予約番号というのを受け取る。実質ここでauは解約待機状態。
- さらに翌日(その間に上記ムックをあらためて読み込んだので)、mineoサイトから上記のエントリーコードを使って正式に契約申し込み。
- その翌日ぐらい(たぶん)にmineoの審査が完了したとかで、SIM送りました〜みたいなメールが届く。
- その翌日ぐらい(たぶん)にmineoからSIM到着。
- 同日の半日ぐらいしてから、SIMに同封されていた要項を熟読の上、タクシー手袋をつけてSIM入れ替え。いろいろ接続設定。
- 自宅のWifiにはすぐつながるようになったが、SIM入れ替えから1時間程度でつながると書いてあったキャリア(docomo)になかなかつながらず「圏外」と出たままなのでちょっと不安に思ったが、端末を再起動したらあっさりdocomoになった。
という感じか。(ざっくり思い出しながら書いたので正確ではありません)
ちなみに、2番のauとの連絡時に、端末代の未払い額を一括で払うか、分割で払うかと聞かれた。ぼくはてっきり一括しか選択できないと思っていたので、ありがたくこれまで通りの分割にしてもらった。
また、3番の申し込みのときに、手続きの後半で個人情報を示す写真(パスポートや免許証)をmineoのサイトにアップロードする工程があるのだけど、ここで何度もエラーが出てしまい、しかしデータもさほど重くないし、ブラウザを変えてもダメだったので変だな〜と思い、またチャットのサポートにかけてみたら、これまた即対応で、「原因はわからないけど、とりあえずスマホからやってみてもらえますか?」と言われ、やってみたらできた。
ここでも、「ダメな原因は不明だけど、それを上回るサポート体制」が発揮された感じでmineoの信頼度が増した。
まとめ
ということで、最後に箇条書きでまとめというかふり返り。
- 以前から、自分の使用スタイルで毎月1万円の支出、というのはいくらなんでも高いと思っていた。
- この10〜11月はちょうど更新月(解約してもお金を取られない)ということもあり、乗り換えのきっかけになった。
- タイムリーかつ的を得た乗り換え体験談のブログ記事が出たことで、さらに現実味が増した。
- いろんな人の言ってる情報を集めて最初はIIJmioにしようと思っていたけど、評判とサポート体制の良さが決め手になって乗り換え先はmineoにした。
- DプランとAプランの違いに関する説明が薄いが、少なくとも6s以降のiPhoneならどっちでもOK(のはず)。
- 各種サイトの説明がわかりづらいうちはサポートの人たちをどんどん頼ってよいと思う。だってわかりづらいんだから。
- ただし公式なサポートさんでも誤ったことを言うことはある。(けっこうキツイ)
- この記事から言えることは、「こんな経緯で乗り換えました」という報告まで。乗り換えた後にどうなったか、つまり回線が速いかとか、使い心地はどうかとか、そういうことは現時点ではまったく不明。
- キャリアとの直契約(au, docomo, ソフトバンク)はたしかに高い。でもそれはある意味当然だとも思う。それらが長年かけて築いてきた技術やノウハウがあってこその現在の便利さだと思うから。
- しかしそれでも、けっこう長くそうしたキャリアとも付き合ってきたわけで、そろそろ別の選択肢を得て、それなりのリスクを取りながらより使いやすいものに乗り換えるのもまた正当なあり方。
- まだまだ乗り換えにはそれなりの体力や精神力、それからそうしたことにある程度集中できる時間が必要と思われ、その意味でちょっとハードルは高いけど、こんなにめんどくさがりの自分でも一応できてるので、大半の人にも(それが必要だと思う人ならほぼ誰もが)できるだろう。
- 今回、最初にやったのは自分の明細書を直近数カ月分、まとめて並べて眺めたこと。自分がこれまで何にどれだけ支払ってきたのか、ひたすら眺めて眺めて、把握した。
- それを含めて、最終的に端末の回線が切り替わって新回線で通話やテザリングをテスト&クリアするまで、トータル6〜7日ほどだった。